外国産との違いについて

外国産レモンは長距離輸送のため、新鮮さが低下する場合が珍しくありません。

しかし、瀬戸内レモンは生産地から近い場所で収穫され、市場に出回るまでの時間が短いため、新鮮さを保つことが可能です。その他にも違いがありますので、以下でご紹介します。

農薬および防カビ剤の使用

外国産レモンは、輸送中に鮮度を維持するために農薬や防カビ剤が使用されています。レモンは皮ごと食べることを想定されているため、皮ごと食べても皮ごとはちみつ漬けにしても問題のない量しか残っていませんが、それでも気になるという方はいらっしゃるでしょう。瀬戸内レモンは地域産品で農薬使用が少なく、より自然な味わいが楽しめます。

品種の違い

グリーンレモンは一般的なレモンとは外観と風味が異なり、鮮やかな緑色で酸味が強く、若干甘さが控えめです。そのため、料理や飲料に独特の風味を加えられます。

したがって、瀬戸内レモン、特にグリーンレモンは新鮮さと風味で外国産レモンと異なり、地域固有の特徴を楽しめます。

時期によって異なるレモンの特徴

一般的なイエローレモンに比べて、グリーンレモンの収穫時期はやや異なり、夏から秋にかけて収穫されるのが通常です。具体的な時期は地域や農家の方によって異なりますが、主要な収穫期は6～9月頃とされています。時期ごとのレモンの特徴をご紹介しますので、購入の際の参考にしてください。

緑のレモン（10月～11月頃）

瀬戸内レモンの提供期間が始まる時期で、10～11月にかけて緑のレモンが出荷されます。これらのレモンは通常のレモンと比較してより酸味が強く、見た目からもその緑色が目立つのが特徴です。香りも通常のレモンよりも強く感じられ、特にすりおろして使うとその香りと酸味がより際立ちます。料理や飲料において、独特の風味を加えるのに適しているレモンです。

緑色～黄色のレモン（12月頃）

12月に入ると、緑のレモンに続いて緑色から黄色のレモンが出荷されます。これらのレモンも通常のレモンよりも酸味が強めで、清々しい酸味と香りを楽しむことが可能です。この時期にはまだ緑色の特徴が残りますが、黄色の要素も加わり、鮮やかな見た目をしています。様々な料理や飲料に活用でき、酸味と風味を楽しむのに向いているレモンです。

黄色のレモン（1月～3月頃）

瀬戸内レモンの提供期間が進むにつれ、1～3月頃にかけて黄色のレモンが出荷されます。これらのレモンは通常のレモンのように鮮やかな黄色をしている他、酸味がやや和らぎ、甘みが増しているのが特徴です。この時期にはより穏やかな風味を楽しむことが可能で、黄色く熟した果汁感たっぷりのレモンを味わうことができます。

このように、瀬戸内レモンは収穫時期によって、料理や飲料の味わいに新たな変化と可能性をもたらし、季節ごとに異なるレモンの特徴を楽しめます。