野菜が好きになるきっかけを
有機農業にできること

あらちゃんファーム 荒谷さん

広島県・東広島市西条町で年間50種類以上の有機野菜を育てる荒谷さん。あらちゃんファームのなすを使った「なすジャム」を以前に食べた時に、その美味しさに感動して、いつかお話を聞いてみたいと思っていた農家さんです。

有機農業の可能性に触れて

広島県の西条はお酒の町。荒谷さんのお父さんも稲作をやっていたそう。「大学のアルバイト先が有機農家でして!有機農業でも立派で大きい野菜ができるのを見て、自分もやってみようと始めました」現在はお兄さんと二人で野菜を育て、ネット販売でも固定のお客さんがついてきて手ごたえを感じているとのこと。

土はまるで腸内環境

「暑いと苗がダメになってしまうんで、風通しが良くなるようビニールハウスは果物用ぐらい高く作りました」様々な色の苗がハウスを埋め尽くしグラデーションが面白い!中には形が多角形になる広島オクラといった伝統野菜も育てているのだそう。「土って腸内環境の善玉・悪玉菌と同じで、悪い菌を減らしてあげることが大事なんです。そのために乳酸菌を海水で培養させた液を、種や土にかけて病気を防ぎます」土も生き物なんですね!

野菜が好きになるきっかけを

将来は農業体験を通して食育をしたいという荒谷さん。「カレーの野菜も嫌がっていた子が、うちの畑で野菜に触れ合うことで、もぎって食べるほどになったんです」現在も隔週で野菜を購入して、他の野菜も食べられるようになってきたのだそう。「歩くたびにカエルがいるような自然豊かな畑から、子どもが野菜を好きになるきっかけを作りたいですね!」

「玉ねぎ好きですか?」と帰り際に刈り取ってくれた荒谷さん。子どもだけでなく大人も農作業に触れて欲しいので、ボランティアも歓迎しますとのこと。50種類以上の野菜を育てているからこそ、行くたびに作業も変わって楽しそうです。

あらちゃんファーム

募集形態 ボランティア
募集時期 通年
募集日程 1日から参加可能
作業時間帯 応相談
作業内容 野菜のパック詰め・草取り ほか
場所 広島県東広島市西条町下三永
備考 初心者も歓迎