仕事は会話から始まる。
地域の子どもに誇れる農業を

栄ファーム 鈴木さん

広島県・北広島町で米、葉物野菜などの栽培を行う鈴木さん。ここ大朝地区は神楽が有名で、秋には地元住民が神社に一堂に会するのだそう。地域の皆を笑顔にしたいと語る社長・鈴木さんに仕事の流儀を伺いました。

栄ファームを選んだ理由

「高校を卒業してからは道路の舗装屋や林業をやってて。23歳で親父の後を継いで、今年で農業は24年目だね」現在は法人化し7名の社員を抱える栄ファーム。父親から継いだ米の栽培に加え、葉物野菜を育てるビニールハウスは30棟にも及ぶという。「広島県外から農業系の求人サイト経由で来た従業員も多い」と話す鈴木さん。大阪や滋賀、福岡からも集まる皆さんが口を揃えて言うのは『ここは会社の空気が明るかった』という言葉。そんな社風を作り出す社長の想いに迫りました。

毎日の仕事は会話が全て

栄ファームの仕事は7:45の朝礼から始まります。「朝礼と終礼は自分がいなくても毎日欠かさず行うね。仕事において一番大事なのは『会話』だといつも伝えている」確かに皆さんトランシーバーを持って、離れた場所でも会話が飛び交っています。「分からないことを溜めるのではなく、事前に相談すれば仕事の効率も上がる。それが会社の利益、ひいては自分たちの給料に繋がるのだと教えている」過去に会話不足で失敗した経験があるからこそ、より働きやすい環境を提供したいと思えたと鈴木さんは語ります。

地域の子どもに誇れる農業を

「会社のビジョンとして『地域の農地を守る』と掲げていて、自分たちがハブとなって地域の皆が栄えていって欲しいね」7月中旬からお盆まではスイートコーンの収穫体験を行っているそうで、集合時間はなんと朝5時!「朝採りしたコーンとお酒を片手に、7時にはBBQを始めてる。子どもたちから『あのおっちゃん格好いいよね』って誇れる農業をしたいよね」従業員の皆さんともよく仕事終わりに飲みに行くそうで、仕事場だけでない人間同士の信頼関係を感じました。

「1日仕事を頑張った後のお酒が何より楽しみ」と語る鈴木さん。そんな飾らず背中で語る社長の姿を見て、従業員の方が仕事に熱中できる素敵な職場だと感じました。早朝スイートコーンにかぶりつくのも楽しみで仕方ありません!

栄ファーム

募集形態 体験
募集時期 7月中旬~8月中旬
募集日程 1日から参加可能
体験時間帯 朝5時~午前中
体験内容 スイートコーンの収穫・BBQ
場所 広島県北広島町岩戸
備考 初心者も歓迎